脱ぶら下がり奮闘記

ゆるふわな感じの暇つぶしです。

ルフィの弱さと「リーダー2.0論」

ONE PIECE」という任侠漫画におけるルフィさんの弱さについて学ぶものは多い。

 

彼は圧倒的な戦闘力を誇り数々の難敵を叩きのめす一方で、それ以外のことがほぼできない。飯作れない、航海術も知らない、医学の知識もない。よーこれで海に出ようと思ったなっていうレベル。つまり個体として戦闘力は強いけど海を航海する者として必要なスキルを身に着けておらず、放っておけば餓死するんじゃないか?と多くの読者に心配されてしまうお方なのです。

 

1人で日常生活を生き抜くことができない代わりに、戦闘という非日常行為において最高のバリューを発揮するルフィさん。そんな彼は多くの優秀な仲間に支えられて日常生活を送っています。これが今回の本題なんだけど、落合さんの「リーダー2.0」論を聞いた時に真っ先に頭に浮かんだのがルフィさん。

 

newspicks.com

 

ルフィさんは圧倒的に専門バカ(戦闘力のみ特化)だと思います。もちろん良い意味で。そして自分にできない領域は仲間に助けを求める潔さがあります。これすごい大事。

 

自分にできること・できないことを正しく認識して、できないことはできる人に頼る。そして「自分にできないことができる人」に惜しみない称賛を送る。文章にすると非常にシンプルだけど実社会において体現できている人を見かける機会は少ないので、自分が体現することはもちろん、貴方にとってリーダーにあたる人に体現させてあげることが重要になってきます。

 

個人的には「専門バカ」っていう不完全性が認められる社会の方が多様性あって、自分にも他人にも優しい世界だなーと思っています。「完璧な人はいない」と言うと大体の人が「そりゃそうだ」ってなるのに実社会においてリーダーに完全性を求める人が多いのっておかしいじゃない。目指したい人は勝手に目指せば良いんだけど人に求め始めると色々辛くなるのでオススメはできない。

 

ちなみに僕はラクロスゴールキーパーに関する領域に関して圧倒的な自信があります。他のことは知りません。

 

では^^