脱ぶら下がり奮闘記

ゆるふわな感じの暇つぶしです。

水と猫

自分が信じる「より良い道」に向かって自ら変わり続けることを変えない。

 

これが自分のモットーです。最近は端折って「変わり続けることを変えない」と言ってますが、もともとは2017年のテーマに「常により良い自分になる」を掲げた時から基本的な考え方は一緒です。

 

その年のテーマを考え出したのは2016年頃からで、きっかけは2015年の年末に行ったLA旅行でした。グランドキャニオンに行く道中が暇過ぎてぼーっと景色を見ながら今までの社会人生活や転職してからの変化などを考えていて、今はどこに向かう旅の途中でこれから先どこに向かうんだろうかと、そんなことをふわふわ考えてバスに揺られた数時間を覚えています。

 

グランドキャニオンは自分が見てきた景色の中でもっとも「壮大」という言葉が似合う眺めで、何層にも重なった地層がとてつもないオーラを放ち、立っているだけで強烈なメッセージを浴びせかけられた気持ちになりました。

 

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良い時も悪い時も我が身に起きたことを受け入れ、風や水に削られながらその寂びていく経過を隠すことなく、数億年経った今も全力でグランドキャニオンとしての存在を全うする威圧感

 

と言っても「何言ってんだこいつ」ってなると思いますが、あそこに立つとそういう威圧感と向き合わざるを得ないというか「お前は自分の人生にそれだけ覚悟持って生きてんのか」と語りかけられているようで、倒されそうになるような、ずっとそこにいて地平線を眺めていたいような、不思議な気持ちに駆られました(そもそも地層に感情はないので良い時も悪い時もないんですけど)

 

自然体でいる強さ、飾らない姿勢のしなやかさ、寂びていく(わびさびの寂びです)過程においても全力で存在証明し続けるエネルギー。一瞬にしてあれだけのメッセージを浴びせかけられると、その場にただ立ちすくむしかできなくて座りながらゆっくり会話したい気持ちになります。

 

タイトルに書いた「水と猫」とは2018年からしばらく自分のテーマになるであろう言葉です。多分来年には「華」が加わってると思います。すべてにおいて大事なのは自然体であること。自分を偽らないこと。

 

そんなことをつらつら書いていこうと思っています。