集中力3要素のうち「長さ」と「深さ」は鍛えられると思うっていう話
【今日の #左ききのエレン 】
— 「左ききのエレン」宣伝部 (@SAYURI_stART) 2016年11月23日
集中力は「深さ」「長さ」「早さ」のかけ算だと思う
第3巻に登場した集中力理論。あなたの集中力はどのタイプ? pic.twitter.com/7OQvdwpNuo
長さと深さは鍛えることができると思います(「早さ」は残念ながら今の自分にはわからないですゴメンナサイ)
僕の場合、自己評価だとこんな感じでしょうか。
・早さ(普通かそれより遅いくらい)
・長さ(かなり長くいけると思う)
・深さ(そこそこ深くいける)
「長さ」と「深さ」を鍛えるには質問の数がモノをいうと思っていて、僕の場合は大学1年の時に勝手に鍛えられた気がします。
具体的な実体験をもとに振り返ってみます。当時ラクロスというスポーツをやっていて、4月入部の9月からゴールキーパーを始めました。
ラクロスはくっそ固い球が140~150km/hで飛んでくるのですが、ゴールキーパーを始めたばかりの時は身体は動き遅いし、球速くて目で追うのがやっとだし・・・で散々でした。
その時に考えていたことは「いかに球が飛んでくるコースを予測するか」です。身体を速く動かす訓練は恐らく反復がモノを言う世界なので長期的に取り組むことに決めました。球が飛んでくるコースさえわかれば経験が浅い自分でも楽にセーブできると思ったのです。
もともと野球をやっていたので、球を投げる時のリリースポイントと球が飛ぶ軌道についてはある程度理解していました。モノを投げるというのは円運動なので、ざっくり言えば右利きの人が上から球を投げる場合、早くリリースしたら右側・上にボールが飛ぶし、遅くリリースしたら左側・下に飛びます。
ラクロスは野球のスライダーやシュートと違って、人差し指の左側にひっかけたり、中指の右側を滑らせるようなことはできません。基本的にクロス(網)を通った軌道上に球が飛ぶ仕組みになっています。
そのためクロスの軌道が読めればボールが来ない場所が限定されて、シュートコースが読みやすくなります。結論から言えばクロスを持つ下の手の肘を見れば大体予測できるのですが、今はそんな専門的な話はどーでも良くて、この「仮説検証プロセス」に集中力を鍛えるヒントがある、というのが本題になります。
あるテーマに対して複数の側面から質問を浴びせ、実際に行動する前の仮説と、行動後の結果を検証します。何かしらの乖離が生まれた時、なぜ乖離が生まれたのか、原因は何か、もう一回やっても同じ結果か、すぐ改善できるものは何か、など更に様々な質問を自分に浴びせかけることができます。こんなこと考えてたら、勝手に集中力は長く保てるようになるし、物事を深く掘り下げる力もつくと思うんですよね。
僕の場合は探究心が強い性格なので勝手に色んな質問が湧いてきました。なので「長さ」と「深さ」を鍛えるのにそこまで苦労はしていない、というのが正直な話です。ただ、もし別のアプローチがあるとしたら~という点で最近思っていることを続けて書きます(まとまってないですw)
過去、自分が寝食忘れるレベルでハマったことがあれば、その体験を思い出してみてください。
ゲームをしてる時?
何か楽しみなイベントの計画を練ってる時?
どんなことでも良いと思います。寝食忘れてなくても、何かに一番夢中になってた時のことであれば大丈夫です。大体の場合、人が何かにハマる時間はこの4要素のどれか、もしくは複数が含まれているんじゃないかと思うわけです。
・わからなかったことがわかる
・できなかったことができる(成長実感が得られる)
・何かを作っている
・点が線になる(ある事象が別の分野でも起きていることに気づく、みたいなw)
どの要素があると自分はハマりやすいのかわかれば、次はどういう時に嬉しいと感じるのかも考えてみるのも良いと思います。
例えば「料理を作るのが好き」で「誰かに美味しいと言ってもらえると嬉しい」なら、食べる人にとって美味しい料理とは何か?考える時間も集中力は使ってるし、実際に作っている最中も多分色んなこと考えて料理すると思うんですよね。なので必然的に集中力は「長く」なるし、食べた相手のことを考えて色んなこと考えるから「深く」もなる。
自分が嬉しいと感じることと、上の4要素を絡めて何かをすると、きっと好循環が生まれて楽しく集中力が鍛えられると思います^^
ちなみに「悩みやすい」というのは思考体力がある証拠です。集中力の「長さ」があるということですね。悩みを解決できる公式を沢山インプットすれば悩まずに解決できるんで、考えた時間の分、解決策が浮かぶようになるはずです。
これも訓練次第でできるようになるので、またどっかで書きます。
では!