脱ぶら下がり奮闘記

ゆるふわな感じの暇つぶしです。

インプットと練習

かれこれ20年以上スポーツしてきてるんですが、スポーツ選手で練習しない人っていないじゃないですか。常に試合だけしたいです、みたいな人。身体動かすのが趣味ですっていう人ではいるか。でも僕の中でのスポーツ選手の定義からは外れるので置いておきます。

 

週末の草野球とかでも一定レベルになるとみんなめっちゃ練習してるし(自分の地元の友達とかは)、基本的には試合で勝つために自分をレベルアップさせる行為が練習なわけで、ここを疎かにしたら勝つことを放棄していることと同義だと思うんです。

 

それで、これもある程度スポーツしてた人ならわかると思うんですが、戦略って基本的にこの4つからどうバランスを取るかで決まっていくものなんですよね。

・自分たちの強みを最大限生かす

・自分たちの弱みをカバーする

・相手の弱みを突く

・相手の強みを抑える

※とてもシンプルに書きましたが実際は点差、時間帯、試合の流れ、選手の士気を読んで采配するのでめっちゃむずいです。

 

実力のあるチームになればなるほど普通にやりゃ勝てる状態になるので、自分たちの強みを最大限生かすことだけに注力できるようになります。逆に弱いチームほど奇をてらった作戦を実行しないと勝てない場面も出てくるわけで、野球で言えば野村監督がそういうのめっちゃ上手かった印象があります。これはこれで名指揮官の存在が際立ちますよね。

 

仕事に置き換えていうと、日々僕らって試合してるわけじゃないですか。何かしらアウトプット(価値提供)してその対価としてお金を頂いているわけで。じゃあ練習いつしてんの?って話になるんですよね。

 

もちろん日々の仕事の中で学びはあります。試合の中で活かせる技術と出会えるように。これはスポーツでも同じ。じゃあそれを反復して身体に馴染ませようとか、練習段階でそういう技術と出会うには何が必要だったのか考えるとか、めっちゃ大事だと思うんです。

そのためにはインプットだろうと。やっぱり世の中で活躍してる人を見ると持ってる情報量が違う。例えば自分が仕事中で得た「良い気付き」が、既にある本で書かれていたとしたら。その本の著者は自分の進みたい方向性の先駆者で、もしかしたらこれから自分が欲しい気付きを既に持っている人かもしれない。であればその人の書いた本を片っ端から読んでいくとか、インタビュー記事なり動画を見まくれば良い。

 

何が書きたかったか整理すると

・強い人、組織ほどシンプルな戦略で戦って勝てる。

・スポーツ選手でいう練習は、僕ら一般的なビジネスマンに置き換えると情報のインプットだと思う。

 

って話でした。今年はこの辺意識しながら動いてこー。