脱ぶら下がり奮闘記

ゆるふわな感じの暇つぶしです。

転職の時にキャリアアドバイザーが教えてくれたこと

前回の記事を書いて思った以上にお問い合わせをもらえたこともあり、悩める同世代向けに書いてみようと思います。

 

僕は2回の転職活動(うち成功は1回)を通じて何人かのキャリアアドバイザーの方と話をしてきました。その中である人の言葉が今でもすごい印象に残っているので紹介します。

 

「この仕事を何年かやって思ったことだけど、給料、仕事内容、職場環境、この3つのうちの1つしか転職で改善することはできない。」

 

「例えば給料を求めるなら、やりたくないことも難易度が高い仕事とも向き合わなければいけない時が来るかもしれないし、ハードな職場環境になることも覚悟しておくべきだ。」

 

「結論、1つは今よりも絶対に良くなる。ただし残り2つは相当な運がない限り現状維持か悪化すると思った方がいい。だから自分が何を取って何を捨てるか決断してください。」

 

 

僕はなるほどなーと思いました。普通に考えてエージェントだって魔法使いではないので求職者のあらゆる要素を満たした職場を紹介することはできませんよね。不動産屋の家探し同じ。

 

僕は「それなら仕事内容を選びます。あとの2つは仮に悪化しても構いません。」と答えました。この決断をする1年以上前から、自分が今何にモヤモヤしているのか、何のしがらみもなければどんなことに挑戦したいかを言語化し続けてきたので、悩むことなく即決できたのを覚えています。

 

結果的にエージェント経由ではなく友人に誘われて現職に至ったわけですが、3項目にそれぞれどのような変化が起きたか気になる人は直接会った時にでも聞いてください。

 

最近僕の中で間違いないと思えることは、上に書いた3項目の優先順位を決めて取捨選択し、選んだ道を正解にしようと努力を重ねた人しか転職は成功しないということです。よく会う間柄で言えば大学時代の親友や前職の同期は全員「あの時の決断は正解だった」と言っています。端から聞いていてもそう思えるし、彼らの顔つきを見れば努力と決断力で今の自分を勝ち取った感じがすごく伝わってきます。これはもう、驚くほど全員に共通していますね。

 

結局はただ環境を変えただけではダメで、自分にとって大事なことに優先順位をつけて決断すること、よりハードな壁が現れても努力して乗り越える覚悟が大事だということです。

 

僕はエージェントではないので仕事紹介はできないけど友人としてモヤついてることを言語化するお手伝いくらいならできるかもしれないので、そういう人は飯でも食いに行きましょう。